「敏感肌だけど、シートマスクは好き。毎日使っていいのかな?」とお悩みのかたも多いのではないでしょうか。
結論からいうと、敏感肌でなくともシートマスクの連用は避けたほうがいいです。よって、敏感肌さんのシートマスクの毎日の使用は可能な限り避けたいところではあります。
シートマスクは、お肌のキメツヤを整える「即効性」があるため、繰り返して使いたくもなりますが、成分内容や放置時間によっては予想以上に肌に負担がかかるケースも想定されます。
残念ながら、毎日の連用はNGですが、敏感肌でも程度が軽めの場合で、シートマスクとの相性が問題なければ、週1程度の使用は大丈夫でしょう。
敏感肌さんがシートマスク、フェイスパックを選ぶときのポイントは以下。
- 保湿力が高いシートマスクを選ぶ
- 低刺激で安全性の高いシートマスクを選ぶ
- 肌悩みに合わせたシートマスクを選ぶとなお良し
敏感肌というのは、お肌のバリア機能が落ちてしまっている状態です。敏感肌が悪化すると、ひどい時にはお顔に髪の毛が当たるだけでも痛い、風が当たるだけでもピリピリする、といった肌状態に発展する恐れも。
敏感肌に重要なスキンケアは「できるだけ低刺激でシンプルなスキンケア」と「お肌の保湿」です。肌表面の皮脂膜や水分を整えて外部からの肌刺激に備えていくために、低刺激で保湿力が高めのスキンケア用品を選びましょう。
シートマスクは、アプローチする「肌悩み」によって、配合成分がガラリと変わります。
美白対策向けのシートマスクや毛穴引き締め効果のあるフェイスパックなどは、敏感肌さんには肌刺激となりがちな成分も入りますので要注意。
敏感肌向けのシートマスクは「保湿成分」に特化したパックでお肌を整えましょう。
一般的に「保湿力を高める」「バリア機能を助ける」と呼ばれる成分は、以下のような表記があります。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- スクワラン
- プロテオグリカン……など
ヒアルロン酸やプロテオグリカンを使ったシートマスクは高価でデパコスクラスになりますが、探せば良い品もあります。
【参考】プロテオグリカン配合のフェイスマスク
→ハーリスのフェイスマスク口コミ
反対に、敏感肌さんが避けたいシートマスクの成分は以下。
- 合成香料
- 合成着色料
- 鉱物油
- 石油系界面活性剤
- アルコール、エタノール
- パラベン……など
シートマスクが肌に合うかどうか不安な場合は、最初のうちは短めの時間からお試しして、じょじょに説明書に記載されている使用時間まで増やす、というのがおすすめです。
※シートマスクをお顔に乗せたまま長時間放置すると、肌表面がふやけて、肌のバリア機能がさらに壊れるため、パックの時間は必ず守ってください。